東北すみ子の妊娠記録

東北在住 波乱万丈な妊婦生活

【妊娠初期】NIPT検査【受けました】

 

本日はNIPT検査についてです。

 

私たち夫婦は最初から受ける方向で話し合っていました。(どちらかというと、夫のほうが検査に対しては積極的だった) 

 

 

私は高齢出産で、以前に流産経験もあります。(流産手術のときにも染色体検査をしましたが、その結果は異常なしでした) 不妊治療でも沢山の検査をしてきたので(自費の高価な検査も沢山ありました)、検査を受けることに抵抗はありませんでした。 むしろ採血だけで分かるなんて、今までの痛くて辛い不妊検査に比べれば全然ラクだと。

 

 

また、夫の知人の方で、家族にダウン症で知的障害の方がいるらしく。介護していた親の方が精神疾患にかかり家庭崩壊をしてしまった、と。

 

万が一胎児の段階で重大な病気が見つかったら諦めよう、という結論に至りました。

 

 

 

もちろんNIPT検査ですべての病気がわかるわけではないけど、私たち夫婦にとっては、子どもの命について深く考えるきっかけになりました。

 

「もしNIPT検査で陽性が出たら、どうする?」

→羊水検査をして確定診断を受けよう(それで陽性なら諦める)

 

「もし自分の子どもが重大な犯罪を犯したら、どうする?」

→そのときは自分の手で子どもを〇しちゃうかもしれないな。捕まってもいいから、それが親の責任だと思う

 

その他にも夫婦間でいろいろと家族についての考え方を話しました。

 

 

 

そこで、妊娠が判明してからはなにかと私が主導して調べたり決めたりしてきましたが、NIPT検査を受ける施設は夫に決めてもらうことにしました。

 

認可か無認可か。検査の種類や費用は。

高価な検査なので、いろいろと調べてくれたようで、駅近で行きやすい無認可の施設になりました。近場では一番安いところでしたが、費用は13万円ほどかかりました。

 

申し込みをしたのが8週。実際に検査を受けたのは10週

 

受付をし、医師と軽い問診を1分程度して(ほぼ検査の最終確認)、採血をしてもらい終了。その病院への滞在時間は30分ほど。ちょうどつわりのピークで体調は辛かったです。夫に付き添ってもらいながら、時間に余裕をもっていきました。

 

結果は2週間後でしたが、その結果を待つ日々は毎日不安でした。ホルモンバランスと検索魔のせいで、もともと不眠になりがちだったのに

 

 

 

結果がメールで届き、検査をした3トリソミーの結果は陰性だということがわかりました。また、性別も判明しました。

 

NIPT検査の結果は100%ではないと知っていたので、不安がすべて解消されたわけではありません。

 

でも、私はNIPT検査をして良かったと思っています。私は心配症で、不安な気持ちが出やすい自覚があります。それで強くストレスを感じて情緒不安定になったり、眠れなくなったりする自覚があるので。金額はかかっても、できるなら不安の種を少しでも取り除きたい

 

NIPT検査の結果を待つ間、もし陽性だったらどこで羊水検査をしてもらおう?とか。NIPT検査は陰性でも今後、他の障害が見つかったときはどうする?と心の準備もできました。

 

 

 

「命の選別につながる」と議論されるNIPT検査ですが、私は夫婦で自分たちの子どもについて考える貴重な機会となり、受けてよかったと思っています。

もう少し値段が安価になればなーーー